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医療といのちを守るため、福島県の外出自粛要請に応えて【カリタス南相馬休館のお知らせ】

医療といのちを守るため、福島県の外出自粛要請に応えて【カリタス南相馬休館のお知らせ】

11都府県を対象に緊急事態宣言が出される中、1月12日(火)に福島県では「新型コロナウイルス緊急対策」と知事からのメッセージが発表されました。内堀知事によれば、現状は以下のとおりです。

「福島県においても感染拡大のペースが加速しており、今月9日には、1日当たりで過去最多となる46人の新規感染者が確認されました。1月の感染者数は既に300人を超え、このままのペースで推移した場合、約半月で1か月の最多であった12月の455人に達する状況となっています。感染者の増加により、病床のひっ迫具合を表す病床利用率が60%台という非常に高い水準に達しているのを始め、感染ステージを判断する6つの指標が急激に悪化しており、正に医療提供体制の危機と言わざるを得ない状況となっています。」

この中で2月7日までの「不要不急の外出自粛要請」が出されました。外出自粛が要請されるのは、「マスク、手指の消毒、ソーシャルディスタンス」というような対策だけでは感染拡大を止めることができず、「人と人との接触を減らすしかない」ところまで来ていることを意味しています。これ以上の感染拡大は確実に重症者の増加、医療提供体制の崩壊へとつながります。救えるはずのいのちが救えない状況が迫っています。この状況の中で、いのちを守ることを最優先とし、カリタス南相馬は少しでも人と人との接触を減らすために、1月15日から2月7日まで休館とさせていただくことにいたしました。

なお、電話・メール・郵便物や宅配便の受け取りは行なっております。皆様のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

2021年1月15日                             一般社団法人カリタス南相馬  代表理事 幸田和生